教養 3書

勝手に教養3書と題しまして、以下の3冊の本を読みました。

  • おとなの教養 –池上彰–
  • 語彙力こそが教養である –齋藤孝–
  • 人生を面白くする本物の教養 –出口治明–

池上さんの本はまるでテレビから語りかけられるような書きっぷり。池上さんのテレビを見たことがある人なら読んだ瞬間に、「ああ、なるほど」と思うでしょう。池上さんが考える現代のリベラルアーツについて語られています。

斎藤さんの本は、タイトル通りの内容です。語彙力、私はとても弱い分野です。この本に記載されている言葉で、わからないものがいくつも出てきました。聞いたことがない言葉、聞いたことはあるけど意味がわからない言葉、知ってそうで実は知らない言葉、そして、そもそも漢字が読めない言葉。。。
こんな語彙を使って話すと教養があると思われる例がいくつか載っていましたが、中にはちょっとこれはなぁ、ってものもありました。確かに回りくどいことを一言で表せる言葉を使うというのは教養があると言っていいでしょう。しかしその言葉が日常使われる言葉かどうかまで考えて使うべきだと私は思います。結局コミュニケーションは自分を理解してもらい、相手にも理解してもらわないといけないことなので、言葉は相手のレベルに合わせて臨機応変に使わないといけませんね。

最後に出口さんの本。この人は最近よく本出してるなーとは思っていたんですが、何者か全く知らず。実はライフネット生命のトップの方だったんですね。書いてある内容はほぼ同意です。日本人は世界の人と比べて教養が明らかに足りない、これは明らかに問題なことです。ただし、日本人を少し下に見すぎな感じもします。私とは見ている視点が違うから感じ方も違うと思いますが、日本は今でも若い人たちはしっかりと頑張っていますよ。

コメント