いつも読んでいただき、ありがとうございます。
今まで幾度となくiPhone X の Suica を使った改札通過問題について記事を書いてきましたが、Appleは一向に沈黙を守ったままです。このままではAppleCareに入った人も2年が経過した頃には保証が切れてしまい、端末の交換ができなくなってしまいます。
この問題は、iPhone X の Suica を使って改札を通過する際に、「ピピピピピッ」と一瞬エラーになるけど問題なく改札を通過できる、という不具合です。そしてこれはハードウェアの問題であることがほぼ確定しています。
改札を通過できるんだからいいじゃない、と思うかもしれません。しかしこれを幾度となく経験すると、改札を通過する度に「今回は大丈夫かな」という無駄な不安が生まれてきます。
さらにこの不具合が出ないときでも、反応が悪いことがあるという不具合があるので、結構ストレスがたまります(改札でなかなかピッと音が鳴ってくれないので、一瞬改札で止まってしまいます)。
この不具合を解決する今のところ唯一の方法は、2018年4月以降に製造された iPhone X 端末と交換してもらうことです。これしかありません。
すでに交換できない状況の人は、私が実践している回避策(workaround)を使ってみてください。
それは、iPhone X の画面側を改札にかざして通過する、という方法です。背面ではなく画面側を改札にかざしてください。
私の端末ではこの方法を使うことで、一瞬エラーは全く発生しなくなりました(iOS は常に最新にしています)。しかし反応が遅いときがあるという不具合についてはこれでも回避できません。
Appleは iPhone X のこの問題を放置したまま、この問題を改善した iPhone XS を何事もなかったかのようにリリースしました。このまま行くと、2019年のiPhoneも何事もなかったかのように発売するでしょう。
今のiPhoneは非常に高スペックなので、そうそう買い換えるものではありません。iPhone X も非常に高スペックかつ高額の端末なので、まだまだ使い続ける人は多いと思います。この問題で悩んでいる iPhone X ユーザを救うためにも、Appleには何かしら対応策を出してもらいたいと思います。
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