いつも読んでいただき、ありがとうございます。
私は2012年からMacを使い始めました。それまでは Windows を使っていて、今も会社のPCは Windows のため、どちらのOSも使っている生活です。
個人的には Mac、仕事では Windows というところですね。
Macを使っているといっても、PCとしてはまだ2台目です。
最初に購入した Mac は、2012年に発売された、Mac に初のRetinaディスプレイを搭載した MacBook Pro 2012 Mid です。
そして今使っているのは2019年に発売された16インチ MacBook Pro です。どちらの端末も大幅に刷新された MacBook Pro の初代機となります。
初代のものは不具合などが多いこともあり個人的にはあまり好きではないのですが、なぜか初代を買ってしまっています(16インチは2世代目まで待つ予定でしたが、待ちきれませんでした笑)。
2012年のモデルは初のRetinaディスプレイを備えたMacということもあり、当時はそれなりに話題となりました。スペックもCPUに Core i7 を搭載していて当時としてはかなり最強スペックの端末でした。
時は流れて今は2020年、流石に2012年当時最強の端末であっても時代の流れには勝てません。当時の動作と比べるとだいぶ重くなってきています。OSが重くなったのと、コンテンツがだいぶリッチになってきているので、仕方のないことです。
しかしそれでもなお、2012年 MacBook Pro は今でも現役で頑張っています。動作が重くなったとはいえ、CPUのパワーは今でもかなり高いため結構普通に使えてます。動作が重くなったのはグラフィックス関係ですかね。2012年ではGPUが非常に非力であるため、動画とかを見るとファンが回りまくります。
Macを使って思ったことは、非常に安定しているということですね。Unix ベースで作られているからなのでしょう。
それまで使っていた Windows は使えば使うほど動作がどんどん重くなっていましたが、Mac は全くそんなことありませんでした。使っても使っても常に快適に使えましたね。今の Windows はそのような部分は改善されているのかもしれませんが。
Mac を使うまでは、Mac なんて普通使わないだろうと当時は結構 Mac をバカにしていた自分でしたが、いつの間にか完全なMacユーザーになってしまっていました。今となっては Windows にしようと思うことがなくなってしまいました。
さて、前置きが長くなってしまいましたが(笑)、2012年のMacBook Pro と 2019年の MacBook Pro を比べたいと思います。
大きさ
詳細なスペックは以下の通りですが、実際に2台を並べて比べた結果はほとんど全く同じです。幅も高さも奥行きも重さも、感覚的には全て全く一緒です。
それなのに画面が15インチ(正しくは15.4インチ)から16インチにアップし、中身も大幅にスペックアップしているので、技術の進化とは凄いものです。
15インチ MBP (2012) | 16インチ MBP (2019) | |
高さ | 1.8 cm | 1.62 cm |
幅 | 35.89 cm | 35.79 cm |
奥行き | 24.71 cm | 24.59 cm |
重さ | 2.02 kg | 2.0 kg |
見た目
これも同じです。なのであまり新しいMacBook Pro になったという実感がありません。
りんごマークが光らなくなったりスペースグレーがあったりなどの変化はありますが、デザインとしては変わらずといって良いでしょう。MacBook Pro のデザインはすでに完成されているのだと改めて感じました。
飽きのこないデザインですね。
キーボード
これもあまり変わらないですかね。2012年モデルはシザー型であり、16インチモデルもシザー型だからです。
一時期バタフライキーボードというものになり、非常に悪評の高い仕組みでしたが、16インチモデルは原点回帰でシザー型に戻りましたので、打鍵感などあまり変わった印象はありません。ただ、2012年モデルと比べると少し安っぽくなったような印象は受けます。
あと、これも悪評が多いですが、Touch Bar は確かに不要かもしれません。そんなに使い勝手悪いものなのかと思っていましたが、実際に使ってみると普通にファンクションキーがあった方がいいですね(笑)escキーは物理キーとなって戻ってきたのでよしとします。
トラックパッド
前の記事でも書きましたが、これは2012年モデルの方が使いやすいです。理由などについては以下の記事を参照していただければと思います。
動作
まあこれは比べる間でもないでしょう。2019年の16インチモデルが圧倒的に速いです。7年間の技術力の進歩を感じます。
15インチと16インチのCPUとGPU、およびそれらのGeekbench結果は以下の通りです。
CPU | iGPU | dGPU | |
15インチ | Core i7-3615QM | Intel HD Graphics 4000 | NVIDIA GeForce GT 650M |
16インチ | Core i9-9880H | Intel(R) UHD Graphics 630 | AMD Radeon Pro 5500M |
CPU | GPU | |||
シングルコア | マルチコア | iGPU | dGPU | |
15インチ (2012) | 664 | 2576 | 151 | 2553 |
16インチ (2019) | 1074 | 6615 | 3775 | 28752 |
CPUは数値的に比べるとマルチコアで2.5枚程度の差ですが、実際はもっと差があると思います。
GPUについては悲しくなるほどの差があります。10倍以上ですね。。。
総論
簡単に言うと、見た目変わらずにスペック大幅アップ、というところですね。
この性能が何年間維持できるのか使い倒していきたいと思います。