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iPhone 11 Pro / Pro Max には有機EL(以下OLED)ディスプレイが搭載されています。
OLEDはコントラスト比が液晶と比較にならないほど高く、また各素子がそれぞれ発光し黒の場合は全く光らないため(そのため黒が黒い)、表現力が豊かになり、消費電力が抑えられてバッテリーライフが良くなるメリットがあります。
メリットがあれば必ずデメリットがあるというトレードオフの関係から、OLEDでは同じ静止画を長時間表示させ続けると、その画像が焼き付いてしまうというデメリットがあります。しかしこれは数日間同じ静止画を表示し続けないと発生しないとの検証結果もあるようですので、あまり気にする必要はないと思います。
とはいえ、使っていないときはサイドボタンを押して画面をオフにすることを習慣づけましょう。そして画面オフし忘れたとしても自動消灯するように、自動ロックの設定は30秒~5分の範囲で設定しておきましょう(”なし”に設定すると自分で消灯しない限り点灯しっぱなしになるのでやめたほうがいいです)。
設定は以下から。
「設定」→「画面表示と明るさ」→「自動ロック」
そしてOLEDのデメリットとしてもうひとつ、紫外線に長時間当たっていると画面が劣化する、という実験結果があるみたいです。どのように劣化するのかというと、発光素子が周辺部からシュリンクしてしまうみたいで、見た目上は画面が黄色っぽくなってしまうそうです。
これを防ぐためにはUVカットガラスを貼った方がいいとのこと。
焼き付きについては相当時間同じ静止画を表示させ続けなければいけないので、あまり気にする必要はないと思います。しかし紫外線については、iPhone は外では普通に使うと思いますので、どうしても浴びてしまうことになります。そのため紫外線による劣化が気になる方は、UVカットガラスを貼った方がいいと思います。
こんなことを書いておきながら、私は貼りませんけどね(笑)
今までiPhoneを使っていて、ディスプレイ保護のためのフィルムやガラスって一回も使ったことないんです。その理由は、そのままの画面表示が一番美しいから!
iPhone X を使っていた時も外で普通に使っていて、約2年間使いましたけど画面の劣化とか特に気になりませんでしたし。
対象となる iPhone はOLED搭載モデルに限られるため、2019年10月現在では、iPhone X / XS / XS Max / 11 Pro / 11 Pro Max の5機種です。
以下にリンクを貼っておきますので、紫外線対策をしたい方は購入を検討してみてはいかがでしょうか。