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新しい iPad Pro と同時に、新しい MacBook Air も発表されました!ここでは MacBook Air 2020 と呼ぶことにします。
さて、この MacBook Air 、個人的にはかなりいいものになっていると思います。
第10世代の Intel Core を搭載しており、i5 と i7 についてはなんと4コア搭載のCPUになります。そのため前世代の MacBook Air からはスペックが大幅に上がります。
Core i5 あるいは i7 搭載のものであれば、ベンチマークのスコア的に言うと、iPad Pro 2018 と同等レベルの性能となります。
これは普通に使う分には全く問題ないスペックです。むしろオーバスペックと言えるほどのレベルになっています。
ただ、2点だけ物足りない部分があります。それは、
- 広域色(P3)に非対応
- Wi-Fi 6 に非対応
というところ。
広域色については、もしかするとそこまで気にすることではないかもしれません。
ただ、せめて Wi-Fi 6 には対応してもらいたかったですね。まあ16インチのMacBook Pro ですらなぜか Wi-Fi 6 には対応していないので、廉価版である Air で最初に対応するのもちょっと変かもしれませんが。
さて、これらのことから今回の MacBook Air は買いかというと、
新しい 13インチ MacBook Pro が出るまで待った方がいい
というのが結論です。
理由は非常に明確です。
- Pro の方がスペックがいい
- 13インチ MacBook Pro の重さは、Air とほとんど変わらない
- MacBook Pro は、広域色(P3)に対応する
- 13インチ MacBook Pro は Wi-Fi 6 に対応する可能性が高い
- 13インチ MacBook Pro と Air の価格差は、実はあまりない
最初の4点については書いた通りです。これらを考慮すると、Airを選択するという理由がほとんどない。
最後の1点の価格差についてですが、これは Air と Pro をほとんど同様なスペックにカスタマイズすると、実は2万円ほどの差しかないのです(前モデルのAirと現モデルの13インチProとの比較)。
2万円の差は大きいという人は、Air を購入した方がよいです。ただ少しでも性能の高いものを使いたいと思う人は、13インチのProを購入した方が、精神衛生上含めてよいことは間違いありません。
ちょっと Air のディスりが激しくなってしまったので、Air の方が明らかに優れている点をあげましょう。それは、
- バッテリー持ち
- Touch Bar のないキーボード
ですかね。
Pro で非常に評判の悪い Touch Bar がない普通のファンクションキーを搭載しているのは良い点です。またバッテリー持ちがいいのは CPU に低電力のものを採用しているためでしょう。公称値では1時間程度しかバッテリー持ちの差は無いのですが、実際に使用するとだいぶ差があるようです(Proがだいぶ公称値より持たない)。
というわけで、Air のディスりの方が多くなってしまった感がありますが、今回の Air は間違いなくいいモデルであると言い切れます。なので13インチの新しいProの発売まで待てない方、Airでスペックが十分な方、Wi-Fi 6 に興味があまりない方は、Air を買ってしまっていいと思います。
私も次の買い替えのモデルとして、この Air はかなりの候補に入っています。新しい13インチのPro発表まで待つつもりですけどね。
ちなみにAmazonではすでに予約購入できるみたいですので、ちょっとお得に買いたい方は(Amazonポイントが付く)Amazonで買うのもアリかもしれません。