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iPhone 11モデルには予想通りCPUに A13 Bionic が搭載されています。Geekbenchによるベンチマークは今後出てくると思いますが、どの程度のスコアになるか予想してみます。
Geekbenchは最近リリースされたGeekbench 5でベースとなるスコアが変更され、今まで慣れ親しんだ数値とは異なるスコアとなっています。
そのためここでは Geekbench 4/5 それぞれで、iPhone 11モデルのスコアを予想します。
比較対象は、A12 Bionic を搭載した iPhone XS をベースとします。
iPhone XS (Geekbench 4)
シングルコアスコア:4,800
マルチコアスコア:11,500
iPhone XS (Geekbench 5)
シングルコアスコア:1,100
マルチコアスコア:2,700
A13 Bionic は、A12と同じく高性能コアを2コア、高効率コアを4コア搭載しています。今までマルチコアスコアを予想するときは、高性能コアについてはシングルコアスコアから比較的計算はしやすかったのですが、高効率コアがどの程度底上げをするのか不明だったため計算が困難でした。その理由は、高効率コアのシングルコアスコアが不明なためです。
しかし A13 Bionic については、Appleの発表によると高性能コア、高効率コアともに A12 Bionic から20%の性能向上をしているということのため、単純に1.2倍してスコアを出します。
iPhone 11 (Geekbench 4)
シングルコアスコア:5,760
マルチコアスコア:13,800
iPhone 11 (Geekbench 5)
シングルコアスコア:1,320
マルチコアスコア:3,240
こんな感じですかね。ベースとなる iPhone XS のスコアは四捨五入していて、どれも五入の範囲に入ってしまってるため、ちょっとだけいい結果をベースとしているので、おそらくこの数値よりかは下の値になるかと思います。
ちなみにもうひとつベンチマークソフトで有名なAnTuTuでのスコアについても簡単に。iPhone XS では350,000程度でしたが、おそらく iPhone 11 では500,000程度いくものと思います。
個人的に当初予想していたほどのスペックアップはしていませんでしたが、スマホとしては十分すぎるモンスタースペックです。どのような操作をしてもサクサク~ヌルヌル~なのは間違いないでしょう。
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