いつも読んでいただき、ありがとうございます。
少し遅くなりましたが、新しい 13インチ MacBook Pro が発売されましたね。
予想では15インチモデルが16インチになったように、13インチは14インチに刷新されてくるとの噂でしたが、変わらず13インチで出てきました。
これにはがっかりした人も多いでしょう(私も少しがっかりしています)。
中身は順当な、特にこれと言って特筆すべきことはないマイナーアップデートと言っていいと思います。
アップデートされた主な点は、以下の3点かと思います。
- CPU に 第10世代 Intel Core を採用
- メモリに LPDDR4X を採用
- 価格を下げたにも関わらずストレージが倍増
それぞれ見ていきます。
CPU に 第10世代 Intel Core を採用
まず、13インチモデルは下位モデルと上位モデルの2種類があります。
第10世代の Intel Core を採用しているのは上位モデルだけですので、そこは間違えないようにしましょう。下位モデルは2019年モデルと変わらず、第8世代を採用しています。
下位モデルはストレージが倍増されただけで2019年版と変わらないので、ここでは上位モデルだけを見ていきます。
さて、第10世代のCPUになって何が変わったか?
2019年のモデルが第8世代を採用していたので、2世代分の差があります。そのため基本スペックはもちろん上がっています。
特に上がっているのがグラフィックス性能を司るGPU部分です。こちらはApple公式曰く、最大で80%の性能アップとなっているそうです。約2倍の性能アップですので、こちらはかなりの性能アップと思っていいでしょう。
通常の処理に必要なCPU部分については30%程度アップしているようです。メモリの性能アップの兼ね合いを考慮すると、かなり性能アップしていると考えてよいでしょう。
メモリに LPDDR4X を採用
こちらも上位モデル限定のお話です。
ごめんなさい、メモリについてはあまり詳しくないのでちゃんとしたことは言えません(汗)
ですが、周波数が3,733MHzとなり、2019年モデルの2,133MHzから1.75倍に増加しているので、おそらくCPUとメモリ間のデータスループットは最大でそれだけ速くなるのでしょう(間違っていたらすみません)。
とりあえず言えることは、メモリの性能は間違いなく上がっているということです。
ちなみにメモリ性能はPCのスペックに非常に重要な要素ですので(特にメモリの量ですが)、この性能アップはいいことだと捉えていいと思います。
また、最大で32GBまでメモリを搭載できるようになっています。32GBのメモリが必要な人は、画像編集や動画編集をバリバリやる人に限られると思いますが、最大搭載量が増えたのは嬉しい部分だと思います。
上位モデルはデフォルトで16GBのメモリを搭載していますので、あまりバリバリ使わない人は、デフォルトのままで十分なメモリ容量です。
価格を下げたにも関わらずストレージが倍増
これは16インチモデルでもそうでしたが、全てのモデルにおいて前年モデルからストレージが倍増されています。
例えば、2019年モデルでは256GBだったモデルが、2020年モデルでは512GBとなり、価格は下がっているという素晴らしいアップデートです。
ここは単純に嬉しいところですね。
総論
さて、2020年の13インチ MacBook Pro は買いかどうかですが、買いと断言はできません。
理由は、14インチモデルが今後出る可能性が捨て切れないのと(最近の傾向として、リーク情報は正しい可能性がかなり高い)、特にこれと言って特筆すべきアップデートがなかったからです。非常に順当すぎるマイナーアップデートです(14インチになっていたら買いと断言していたでしょう)。
なので、今使っているMacに不満が出てきて、コンパクトなMacBookが欲しい、という人にはとてもいい製品に仕上がっていると思います。
第10世代の Intel Core を待ってました、という人も買いでしょう。
普通に使う分にとってはマイナーアップデートでも有り余るほどのスペックですので、第10世代 Intel Core、ひとつの節目だと思うので購入するにはいいタイミングだと思います。
まあ、MacBook Pro は非常にいい製品ですので、買って後悔することはないと思いますよ。
コメント