Apple と Amazon 、これは世界中の誰もが認める超巨大企業でしょう。
その2社について最近思うことがあります。
そのうち、Amazon は Apple を超えると。
売上高、利益を見ると明らかにAppleが上です。
特に利益なんかは世界でダントツの1位でしょう。
まず売上高については、数年のうちに Amazon の方が上になると考えています。
利益についてはなかなか追いつけないと思いますが(というか、Apple は利益を取りすぎです)、経営としては Amazon の方が断然魅力的だと思います。
Amazon は数にものを言わす、言わば薄利多売をしていると思いますが、それは消費者にできるだけ安く買ってもらいたいという、顧客第一主義の経営方針だからではないかと思います。
また、サポートも充実していると思います。(Apple も充実していると思います)
電話対応も非常に丁寧で、さらに24時間電話サポートしているのには驚きました。
私もこの前、購入した物のキャンセルについて確認したく、22時くらいにサイトから連絡したら、即電話がかかってきました。
説明も非常に丁寧できっちりとキャンセルをしてくれました。
さらに Amazon は色々なものに挑戦をしています。
経営を多角化するのは良くないという考え方があります。
自社の強みに絞りそれで戦っていく戦略です。
ジョブズは一度やめさせられた Apple に再度経営者として招かれた時に、多種多様な製品を整理し、たったの数個に絞ったことで Apple を復活させたのは有名な話です。
しかし Amazon はそれでも色々と手を出し挑戦しています。
ただし闇雲にではなく、人類の未来を考えたことに対してお金を使い挑戦しているように思います。
何かの記事で読んだ覚えがあるのですが、ベゾスはある事業を興す時に、会社の資金ではなく自身の資金を使った、というのがありました。
おそらくベゾスは自身の資産にはあまり興味がないのでしょう。
彼は、世界を変える、そしてより良い世の中を作ること、しか興味がないのではないのでしょうか。
そのために資金が必要で稼ぎ、そのほとんどを次に注ぎ込む、この繰り返しをしていくのでしょう。
そう考えると、利益については Apple を超えることは難しそうですね。
ただ、薄利多売でも売上高を増やせば必然と利益は増えます。
それでもある一定の利益以上は必要ないと考えているならば、使える資金はどんどん増えていきます。
お金というものは使わなければ経済、言わば人間活動が活発化しません。
そのため余剰に資金を持っている企業はどんどん投資をすべきです。
闇雲にとは言いません。
しっかりと先見の明を持って、より良い人類の未来を作るために、様々なことに挑戦する企業が増えてもらえればな、と思いました。
この記事には私の思い込みが入っている可能性があるため、全て鵜呑みにはしないでください。