いつも読んでいただき、ありがとうございます。
iPhone 11 シリーズは、今までのモデルから圧倒的にカメラ性能が良くなりました。
特に暗いところでの撮影は、ナイトモードを使用するととても煌びやかな写真を撮ることができます。ただ、ナイトモードを使用しないで撮った写真の方が、人の目で見た感じには近いです。
ナイトモードは、肉眼と比べるとちょっと明るすぎる印象です。
ナイトモードで鮮やかな写真が撮れる理由は、露光時間を長くしているためです。そうすることで光をたくさん取り込み、明るくきれいな写真が撮れます。
そしてこのナイトモードについて、どこかで星空を撮れるという記事を見た覚えがありました。
であれば、自分で試してみるしかない。
そもそも本当に星空を撮影できるのかはちょっと疑問に思っていたので、ちょうどよかったです。ただし、星空となるとかなり暗いので露光時間を最高に長くする必要があります。
iPhone 11 シリーズでは周りの明るさに応じて自動的にナイトモードになり、その時に適切な露光時間を自動的に設定してくれます。ナイトモードになれば、ある程度の露光時間の調節は手動でもできるのですが、iPhone を手で持っている状態だとあまり長い露光時間を設定できないようになっています。これは手ぶれによって写真がブレてしまうのを抑えるためだと思います。
ちなみにナイトモードで設定できる最大の露光時間は30秒です。
この時間を設定するためには条件があり、
- 周りが暗い
- かつ iPhone がほぼ全く動いていない状態
にする必要があります。
2番目の条件により、この30秒の露光時間を実現するためには、手で持っている状態では不可能です。
ほんのちょっとした手ぶれでも iPhone は固定されていないと判断し、30秒という設定をすることはできません。おそらく内蔵されているジャイロスコープなどで判断しているのでしょう。私が手で持っていて設定できた最長の露光時間は10秒でした。
そのため、30秒の露光時間にするためには iPhone を固定するための三脚が必須です。
私は iPhone 11 Pro Max の購入とほぼ同時にこの三脚を購入しました。三脚がひとつあると、集合写真が撮れるなど何かと便利なので、一家に一台あってもいいと思います。たいして高くないですし(ただ、この三脚の脚は短いです)。
さらにこの商品にはリモコンのシャッターが付いていました。リモコンと iPhone を Bluetooth で繋げて使います。このリモコンはすごい便利ですが、付属のボタン電池はすぐバッテリーなくなりました(笑)
さて、その三脚を使って iPhone を固定し、露光時間が30秒設定できる状態にしてから夜空を撮影してみました。結果はこちら↓
これ、ヤバくないですか?
オリオン座が完璧に撮れています!しかも肉眼では見えない星まで!
これには本当に驚きました。都市部に近いところでの撮影だったため、人工的な光により夜空が明るいため、そこまで条件が良くなかったのですが、それでもこれだけ撮れました。
山の上など、人工的な光が届かないところで30秒露光のナイトモードで夜空を撮影すれば、素晴らしい星空が撮影できそうな気がします(もし出来る人がいれば、誰か試してみて結果を教えてください!)。
いやぁ、もう本当に iPhone 11 Pro Max のカメラを使った撮影は楽し過ぎます。カメラのために機種変したと言っても過言ではありません(笑)いや、過言ではなくカメラのために機種変更したというのが事実です(子供の1歳の誕生日を綺麗な写真で残したかったため)。
一眼レフであれば間違いなくもっとすごい星空が撮影できるでしょう。
しかし一眼レフを購入することを考えると、それと同じ価格かそれ以下の価格で iPhone 11 シリーズを手に入れられます。さらに iPhone であれば、カメラ以外にもネットができたりゲームができたり、はたまた仕事までできちゃいます。
一台で何でもできてしまうということを考えると、iPhone 11 シリーズってそこまで高いと言えないかもしれませんね。
最近写真のデータ量が増え過ぎて困っています(笑)
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