いつも読んでいただき、ありがとうございます。
男子ハックさんに興味深い記事がありましたのでレポートします。
連合(EU)のGDPR(一般データ保護規制)施行をうけ、AppleはApple IDに紐付けて保存されているユーザーの個人情報をダウンロードすることが可能になっています。現時点ではEU、アメリカ、オーストラリア、カナダなどの一部の国や地域のみが対応していますが、今後数ヶ月のうちに日本でも利用可能になるとのこと。
Appleが保存しているのは、
- アカウントの詳細情報とサインインの記録
- iCloudに保管されているデータ
- アプリの利用状況に関するデータ
- App Storeなどで購入した楽曲やダウンロードの記録
- 閲覧履歴
- Apple Watchなどを使っていれば運動や身体に関する情報
ただし、以下の情報については個人と特定できないデータになっているとのことで、開示(ダウンロード)はできないとのことです。
- 個人を特定できない形のデータ
- Apple IDに紐付いていないデータ
- エンドツーエンドで暗号化され、Apple では復号化できない形式のデータ
個人情報に対する考えは年々厳しくなってきています。個人情報が流出してしまった場合、その企業は今後さらに致命的なダメージを負うことになるでしょう。