ロシア(モスクワ)の備忘録 —地下鉄編—

モスクワ
これがトロイカ
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いつも読んでいただき、ありがとうございます。

今回は、モスクワの地下鉄事情について書きたいと思います。

モスクワの地下鉄の待ち時間

まず始めに、日本の電車の本数(運転間隔など)は世界一だと思っていませんか?ラッシュ時においては、山手線やその他JR、大手私鉄は2, 3分に一本くらいで電車が来ますよね。

これだけ電車が引っ切りなしに来る国は他にないだろうと私は思っていました。つまり日本の電車の運転本数は世界一だと。

しかしながらその考えは甘かったです。モスクワの方が上でした。

モスクワの地下鉄は、ラッシュ時は1分に約1本のペースで電車が来ます。ラッシュ時ではなくとも2分に1本来ます。さすがに遅い時間になると本数は少なくなりますが、それでも4分に1本くらい来ます。

つまりひたすらに電車が走っている状況です。これだけ電車を走らせているのにワンマン運転のため、駅に止まってある程度時間経ったら容赦なくドアを閉めます。なのでドアに挟まれる人続出です。

しかもドアの閉まり方がエグい。一気にバーンって閉まります(特に古い車両、閉まるときはバーンって耳が痛くなるくらいの大きい音がします)。モスクワで地下鉄に乗る人は気をつけてください。あれに挟まれたら間違いなく痛いです。

「あ、これはそろそろドア閉まるかもしれない」と思ったときは、その電車は無理せず見送ってください。先ほど書いたように、次の電車はすぐに来ます。

動き始めたら加速がすごいです。そしてかなりのスピードで走るので、うるさいです。会話をするのはほぼ不可能くらい(笑)これはぜひ体験してみてください。

そして、モスクワの地下鉄には時刻表というものがありません。まあこれだけ来るのだから必要ないですよね。

代わりに次の電車がどれくらいで来るのかの指標となるものがあります。それは、「前の電車が出発してからどれくらい時間が経ったか」の表示です。普通の時間帯であれば、それが2分を示す前くらいには次の電車が来ます。

モスクワの人たちは、次の電車があとどのくらいで来るのかをそれで判断しているようです。なんか単純ですが新しい考え方ですよね。文化の違いは面白いです。

モスクワの地下鉄に乗るにあたっての必須アプリ

次に、モスクワの地下鉄に乗るにあたってあったほうがいいもの、いや、必須なもの。それは「Yandex Metro」というアプリです。iOS / Androidどちらもあります。

Yandex Metroがあれば、モスクワの地下鉄の移動はかなり楽になります。このアプリがないと地下鉄での移動は非常に困難を極めると思います。

このアプリでは位置情報が掴めれば、今自分がどの駅にいるかを路線図内に表示してくれます。便利ですね。

モスクワの地下鉄の料金

一回の乗車で36ルーブルでした。つまり約70円。

これは一回の乗車の金額で、地下鉄経由で行ける場所であれば、どこまでいってもこの値段で乗れます。

安いですね!

ただ、ちょくちょく値段は改定されているので、もしかするとこの料金より高くなっているかもしれませんので、気をつけてください。

モスクワの地下鉄料金の払い方

これは回数券を買うか、トロイカという、いわゆる日本のSuicaのようなものにお金をチャージして乗るかです。

これがトロイカ

回数券は窓口で買わないといけないので、非常に面倒です。しかも英語が通じない。。。なお券売機はありません。

なので、トロイカを買うことをおすすめします。もちろん最初は窓口で購入しなければいけませんが、一度買えば後は駅に設置されている機械でチャージできます。

この機械はデフォルトロシア語ですが、英語モードを選択できるので、英語モードにして「Top Up」を選択すればチャージすることができます。国によってはチャージのことをTop Upと言うらしいです。なおチャージには現金でもクレジットカードでもどちらでも使えます。

トロイカを買って記念にするのがいいと思います。

モスクワの地下鉄の駅構内

モスクワの地下鉄の駅は、非常に深い所にあります。これはもともと核シェルターとして利用することも考えて、地下深くに作ったようです。

どれくらい深いかと言うと、約84メートルの深さがあるようです。ちなみに日本で一番深い地下鉄駅は六本木駅で約42メートルです。日本の一番深い所にある駅と比べて2倍もあるんですね。

さらに基本的には駅のホームに行くまでにたった1本のエスカレーターしかありません。そのためとても長いエスカレーターで、角度も日本より急だと思います。時々エスカレーターに乗っているとその長さと急勾配で目眩がするほどでした。

そしてエスカレーターのスピードが速いこと速いこと。日本で時々「高速」と書かれている少し速めのエスカレーターがあると思いますが、あれよりも速いです。まあエスカレーターが長いので速いことは助かりますけどね。

そしてエスカレーターのルールは、モスクワも片側が止まる用、片側が歩く用、と日本と同じルールがあります。ただ日本は「暗黙」のルールですが、モスクワでは「明確」なルールのようです。右が止まる用、左が歩く用です。日本の関東とは逆なので、関東住まいの方は気をつけましょう。

そして駅構内は非常に美しいです。これはもし核シェルターとして地下鉄を利用せざるを得ない状況になった場合、無機質なシェルターよりも、心を落ち着かせられるような美しい所にする、ということが理由のようです。

また、重要文化財的なものも各駅に設置されているようで、これは万が一に備えて大事なものを安全な場所に置いてある、ということが理由のようです。

このようなことを考えないといけないのは悲しいことだと思います。しかし逆に言うと日本はこのような国民を安全に避難させる場所が全くないと言っていいくらいですので、少し平和ボケし過ぎてるとも考えないといけないでしょう。

ただ、日本の場合は戦争よりも自然災害対策が優先ですかね。防潮堤など、東日本大震災を見るとあまり意味ないのではと思ってしまいますが、意味のあるものを建設してもらいたいです。

さて、駅構内の写真をいくつか撮ってきたので、以下に添付します。

乗り換え通路

重要文化財かな

非常に美しく、かつ豪華な造りだと思いませんか?モダンな感じの駅もあったり、クラシカルな感じの駅もあったり、素晴らしいですね。

モスクワでは一日使って、駅を巡る旅、なんていうのもいいかもしれません。

モスクワの地下鉄の駅名

最後に駅名の注意点について。

Yandex Metroのアプリを見てもらえればわかると思いますが、モスクワには10本以上の路線があり、かつ色々な駅で相互乗り換えが可能です。

しかしながら、以下の画像の緑色の枠線で囲まれたところからわかるように、同じ駅でも路線によって駅名が異なります!

同じ駅名のところもありますが、基本的には異なる駅名になりますので、モスクワの地下鉄を利用するときはどの路線を使うのかをきっちりと把握してから乗るようにしましょう。

別の見方をすれば、自分が正しい路線に乗っているかの確認に使うことができますね。

 

モスクワの地下鉄を利用するために必要な情報・心得的なものは一通り書いたと思いますが、また思い出したことがあったら追記したいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

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