いつも読んでいただき、ありがとうございます。
自分の備忘のためというか、思い出のためにロシアのモスクワに行ったことについて、色々と書いていきたいと思います。私のブログを読んでくれる方々は、基本的にはApple関係、特にiPhoneに興味がある人が多いと思いますが、息抜きにでも読んでいただければと思います。
今回は、このブログを読んでいただいている方からのリクエストにお応えする形で、ロシアのSIM事情について書きたいと思います。
まず最初に、海外に行く方はSIMフリーのスマホを持っていきましょう(海外によく行っている人にとっては当たり前のことだと思いますが、念のため)。
と言うのも、私は実はiPhone Xしかスマホを持っていなく、auで分割支払いで購入しているためまだSIMロック解除ができないので、ロシアでは仕方なくauの世界定額を利用しました。
auの世界定額というのは、日本で申し込んでいるプランのデータ容量を海外でも利用できる、というものです。一回の利用料は24時間で980円です。つまり、980円払えば24時間は日本にいるときと同じようにネットができるよ、というわけです(回線はもちろんロシアのキャリアの回線を使います)。24時間経つと自動で切断され、自動的に継続することはありません。また利用したいときは再度世界定額に申し込む、という形になります。
一緒に行った方々は皆SIMフリーのスマホを持っていたため、現地でSIMカードを購入して使っていました。ちょっと羨ましかったですね。次行く機会があれば、絶対にiPhoneをSIMフリー化して持っていきます。
さて、ロシアのSIM事情ですが、モスクワに限っていえば至る所でSIMカードを販売しています。売っている所はこじんまりとしていますが、ちゃんと購入できます。
問題はコミュニケーションです。基本的にロシア人は英語ができないものと思っていた方がよいです。SIMを販売しているところの人も英語ができず、なんやかんや言っていたら、英語でプランが書いてあるボードを渡してきました(まあ、私は海外SIM使えないので付いていって傍観していただけですが)。
さて、そこで金額を見て驚きです。500ルーブルのプランで、以下の内容です。
- データ通信量:5GB
- 無料通話時間:550分
- SMS:数百通無料
ちなみに現在は1ルーブル約2円、つまりたったの1000円でこれだけ使えます。さらにデータ通信を15GB(20GBだったかも)のプランは1000ルーブル、つまり2000円。
は?安すぎやしませんか?いや、日本が高過ぎるの?
正直ちょっと唖然としてしまいましたね。みんなで、こんなに安いものなの?という感じで日本のキャリア批判が始まってしまいましたw
そして使い終わったらチャージして使う、という使い方になります。プリペイド方式のような感じですね。チャージについてはSIMを販売しているところにチャージ専用の機械があって、その機械でいくら分チャージしたいかを選択していき、お金を払うという形になります。英語モードにもできたので、なんとかできると思います。
通信事情については、日本の方が断然上です。日本だと4Gから外れるということはほとんどありませんが、モスクワでは4G、3G、2G(GSM)、さらにEdgeを掴むこともありました。Edgeを掴んだらさあ大変、ほぼ何も通信できません。
まあそれでも普通に使えましたね。一応地下鉄でも電波は掴んだり掴まなかったり。
これと比較すれば、確かに日本の通信インフラは素晴らしいです。お金をかけているだけあると思います。でも、普通に使えるのであればほどほどでいいんですけどね。その代わり利用料金をもう少し安くして欲しいです。
そして以下の記事でも書きましたが、テザリング有料化はやめましょうよ。
ちなみにauがプランの値下げを断行したという、ピタットプランやフラットプランって全然安くないから気をつけてくださいね。最初このプランを見た瞬間は、「毎月の支払い額が安くなるかも!」と思いましたが、大きな落とし穴があります。毎月割が適用されません。それを考えて、どのプランにするかを決めるようにしてくださいね!
今後、どこかのキャリアが思いきった料金変更をすることに、ほんの少しだけ淡い期待でもしておきます。