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iPhone 12 シリーズは顔認証である Face ID を搭載するのは間違いありませんが、コロナ禍でマスクが必須となっている今、あまり使い勝手のよい認証方法とはいえません。
このような時は間違いなく指紋認証である Touch ID の方が便利でしょう。
Android では画面内埋め込みの指紋認証が実現されていますが、Apple はまだそれを出す気配がありません。基本的に Apple は後出しジャンケンの時はいきなりトップに立つ品質で機能を入れ込んでくるので、もしかするとすでに基本的な開発は終わっていて今は品質を高めている段階なのかもしれません。
あるいは、Apple は Face ID を公開した時、Touch ID よりもセキュリティが高いと豪語していたので、Touch ID を入れるつもりはない可能性もあります。セキュリティや個人情報に非常に厳しい Apple が、セキュリティが弱くなる Touch ID を再度入れるということはちょっと考えにくい部分でもあります。
さて、日本時間 9/16 2:00 から発表されるイベントでは、新型の iPad Air が発表されるという噂があります。iPad Pro と同様にベゼルレスとなりますが、iPad Pro の認証方法である Face ID ではなく、電源ボタンに指紋認証が埋め込まれるという噂です。
電源ボタンに指紋認証というのは既に Android 端末では普通にあったので、本当にこれが実現されれば Android 勢は嬉々として Apple を真似っこと誹謗中傷するでしょうね。
真似と言えば真似でしょう。しかし他の端末が搭載しているいいところを取り入れるということは大事だと思います。プライドを捨てるのではなく、いいところは素直に受け入れることが大事。真似っこは、iPhone, Android どっちもどっちだと私は思っています。
もし iPad Air で電源ボタンに Touch ID が実現されれば、iPhone 12 でもそれが実現されるということはないですかね?
ただそうなった時の問題は、ケースをどうするかですね。
最近は iPhone も大型化していて、ケースを付けるのはほぼ必須と言っていい状況です。そしてケースは基本的に電源ボタンまで覆ってしまうので、電源ボタンに指紋認証というのはあまりいいアイデアではないのかもしれません。
なので、iPhone の電源ボタンに指紋認証を付けるというのは、可能性としては低いと思った方がいいですかね。やはりやるとしたら画面内に埋め込む方式ですか。先に述べたようにそもそもセキュリティの問題もありますが。
ケースの問題については iPad にも言えることだと思いますので、今宵の発表で新型 iPad Air に一体どのような認証方式が搭載されるのか、楽しみにしたいと思います。