いつも読んでいただき、ありがとうございます。
Apple から Apple Watch Series 6 / Apple Watch SE / iPad Air 4 / iPad 8 が発表されました!
。。。
何も目新しくねぇ(笑)
全て噂通りの結果で、改めて最近のリーク情報の正しさを痛感しました。それでも実際に発表されたモノを目にするとワクワクしてしまうんですけどね(笑)これぞ Apple マジック!
さて、iPad Air 4 には CPU として A14 Bionic が搭載されています。
いつもは新しい CPU は iPhone にまずは搭載されるものでしたが、今回は iPad が先になる初めてのケースでしたね。
いつもながら先代に比べて何%性能アップという数字も出ていましたので、そこから A14 Bionic の性能を見てみましょう。使用する数値はいつも通り Geekbench とします。
- 40% 速いパフォーマンス
- 30% 速いグラフィックス
それぞれ1世代前と比較してこれだけ速いとのこと。
1世代前と言えば A13 Bionic ですよね。普通そう考えますよね?
私も最初はそう考えました。そんなにスペックアップしたのか、すげーっ!て。
でも実はこれ違うんです。1世代前と言っているのは、1世代前の iPad Air と比較してという意味なのです。
では1世代前の iPad Air が搭載している CPU は何かというと、2世代前の A12 Bionic です(最初からそう言えばいいのに。。。)。
では気を取り直して A12 と A14 を比較してみましょう。
A14 はまだ Geekbench スコアが出ていないので、iPad Air の A12 の Geekbench スコアをベースに考えます(ついでに A13 も入れます)。
シングルコア | マルチコア | Metal(グラフィックス) | |
A12 Bionic | 1112 | 2866 | 4641 |
A13 Bionic | 1326 | 3370 | 6301 |
A14 Bionic | 1557 | 4040 | 6033 |
A13 Bionic と比べると CPU は 20% 速くなり、グラフィックスは 5% 遅くなったということですかね。
遅くなるとかよくわかりませんが(笑)、まあこればかりは実際のGeekbench結果が出てくるまでわからないところでしょう。
A14 Bionic はプロセスルールが 5nm となったので、A13 Bionic と比較するとそれなりにパフォーマンスアップが図られているのではないかと思っていましたが、そこまででもなかったみたいです。まあこれも実際の Geekbench スコアが出てこないと何とも言えないところではありますが。
なので、パフォーマンスの向上に期待していた人にとっては、思っていたほどではなかったという可能性があります。
奇数番号の A15 に期待しますか(気が早い)。