iPhone 4 の思い出 Part2

iPhone

いつも読んでいただき、ありがとうございます。

一部前回の続きとなりますが、iPhone 4を久々に触っていたら色々と思い出したので続きを軽く書きたいと思います(あまり需要はないでしょうが。。)。

iPhone 4は爆発的な人気をもって迎えられました。 iPhone という製品を確固たるものにしたプロダクトと言ってもよいでしょう。

私も手に入れたときは色々アプリを入れたりして毎日ワクワクしながら使っていました。正直言うと処理能力に不満はありましたが(CPUがRetinaディスプレイに追いついていなかったのでしょう)。

しかしそれでもこのコンパクトな製品でネット、電話、ゲームができる、ついにPCをポケットに入れて持ち運べる時代が来たんだな、と思いました。しかもRetinaディスプレイで画面がとてもキレイ、ガラケーに比べて画面が大きい、直感的な操作(ピンチインやピンチアウトはとてもわかりやすいジェスチャーだと思いました)、ひとつの時代を切り開いた端末と言ってよいでしょう。

その代わりiPhoneによって壊滅的なダメージを受けた企業があるのもまた事実です。特にカメラメーカーにとって、今のiPhoneやその他スマホのカメラは脅威以外の何者でもないと思います。デジタルの時代となり、印刷業も相当の痛手を被っていると思います。時代の流れについていかない、ついていけない企業はどんどん淘汰されてしまいますね。

さて、iPhone 4では電波問題(アンテナゲート問題)という大きな問題がありました。iPhone 4の特定箇所を握ってしまうと電波が弱くなってしまうというもの。これによってAppleは純正のバンパーを無料配布するという対応をしました。私は残念ながら時期的にその対応にあやかれなかったのですが、その時にAppleの当時CEOの故スティーブ・ジョブズ氏が取ったメディアへの対応は最悪でした。これはジョブズの中でも大きな過ちだったと私は思っているのですが、この問題を報じるメディアを批判し、他のメーカーの端末でもがっちり握って使用すれば電波が悪くなるじゃないか、というネガティブキャンペーンを行ったのです。

私はこれを見てあきれてしまいました。他のメーカーの端末も同様の現象が発生することがあるのだから自分たちは悪くない、とでも言いたかったのでしょうか?この対応はジョブズの大きな汚点だったと思います。ジョブズ自らこの件について説明していた覚えがあります。

それ以降は反省したのか、 Appleは他のメーカーをディスるようなことはしなくなりました。iPhone が最高と言うことはよくありますが、他のメーカーの特定の端末を批判することはありません。

しかし今は逆に他社が Appleを批判することがよくありますね。特にSamsungはひどいです。比較製品がiPhoneとは直接は言っていないのかもしれませんが、対象としているのは誰がどう見てもiPhoneです。iPhone をひたすらにディスったCMばかり作っている、最低ですね。ライバルなのは理解します。しかしライバルなら誰もがすごいと思う製品を作ればいいのです。そして自社製品はこんなにすごいんだよ、ということを宣伝すれば自ずと製品は売れるものです。

このような批判ばかりする体質の会社はいずれ自滅します。体質を変えないといつまで経ってもAppleを抜くことはできません。

なんだかiPhone 4を見ていると当時の記憶が色々と蘇ってきます。今となってはSuicaもiPhoneで使い、買い物もiPhoneのApple Payで済ませてしまう、本当に日々手放せない生活必需品となってしまいました。

きっとこれからもっと便利になっていくのでしょう。この先どうなるか全くわかりませんが、これからはIoTで家電と繋がり、他のいかなるモノともインターネットや無線通信を介して繋がっていくのでしょうね。

これからの未来に期待しています。

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