いつも読んでいただき、ありがとうございます。
今回はiPhone XのFace IDのセキュリティについて考えてみたいと思います。
Face IDが本人以外の顔で突破された!
セキュリティ大丈夫か!
などの記事が続々と出ていますよね。
しかし、これらは悪い印象操作だと思います。
例えば、フェイスマスクを作ってFace IDを突破した、という記事がありました。
そこでFace IDのセキュリティは大丈夫だろうか、というイメージを抱かせていました。
しかし少し考えてみると、この結果はセキュリティが低い、と同じ意味になるのでしょうか?
私は、そうは思いません。
フェイスマスクを作れる人って一体どれほどいるでしょう?
本人に協力してもらわないと作ることなんてできませんよね。
超リアルな自分のフェイスマスクを作る人なんているのでしょうか?
例え本人の協力なしに勝手に作るにしても、その人の顔の3Dデータを入手しないといけません。
その人に気付かれずに様々な角度からの顔データを集めるのは困難でしょう。
データがあったとしても、相当なお金がない限りマスクを作ることなんてできないでしょう。
さらにマスクを作ったとしても、次はその人のiPhone Xを手に入れなければいけません。
何かしらの方法で盗むか、あるいはその人に危害を加えて無理矢理奪うしかないでしょう。
これはもはや犯罪です。
そのようなことを考えると、たとえフェイスマスクでFace IDを突破されたとしても、それが実行されるケースというのはほぼ皆無ではないでしょうか。
解除できるからセキュリティが低い、ではなく、それが本当に実施可能か、まで考えるべきだと思います。
それを考えるとFace IDはセキュリティとしては高度なものである、と言ってもいいのではないでしょうか。
たかがそんなことで目くじら立てることじゃないでしょう、と思うかもしれませんが、情報を正しく伝えるというのはとても大切なことです。
そしてとても難しいことだと思います。
事実をありのままに伝えるのと、そこに自分の意見を入れるのとでは、読む人の捉え方が大きく変わってきます。
事実だけを伝えれば、読者はそれをありのまま捉えて問題ありません。
しかしそこに書いている人の主観が入れば、読者はそれを事実と捉えてしまうかもしれません。
特に、Twitterではフォロワーが多い方、ブログではPV数の多い方というのは、事実を伝える際はそれなりに気をつけて発言しなければいけないと思います。
そのような方の発言は相当な影響力があるため、多くの人に誤解を与えかねません。
今はTwitterやブログなどで(私もですね)、匿名でいくらでも自分の意見が言える時代です。
だからこそ、事実と主観、そして論点の軸をブラさない意見を言えるように、しっかりと考える力をつけなければいけません。
実は私は論点を明確にして話すのが苦手なタイプの人です。
自分でも軽い発達障害なのではないかと思うことがあります。
物事の本質にたどり着くのが苦手で、表面的な話に終始してしまうことがよくあります。
そのため、このブログは情報発信のためという目的もありますが、一番の目的は自分のアプトプット量を増やすことで、思考力を高めたいということで始めました。
まだまだ未熟で話が行ったり来たりし、はたまた論点がズレてしてしまうことが多々ありますが、今後もお付き合いしていただけると幸いです。
しかしながら、iPhone Xの以下の意見については特に異論はありません(まだ持ってないくせに。。。)
- Face IDの使い勝手が悪い!
- Touch IDの方が便利だ!