いつも読んでいただき、ありがとうございます。
iOS 14.5 が正式リリースされ、Apple Watch（watchOS 7.4 必須）を持っている人はマスクをしていてもロック解除できるという素晴らしい機能を手に入れました。
しかしここで注意すべき点があります。
それは、マスクをしている人であれば、Apple Watch 所有者でなくてもロック解除できてしまうという点です。
Apple Watch によるロック解除は、iPhone にペアリングされている Apple Watch がそばにあり、かつマスクを使用している人がその iPhone のロックを解除できる仕組みです。
つまり、Apple Watch を付けている張本人がロックを解除できるというわけではなく、マスクをしている人であれば、Apple Watch 所有者でなくとも iPhone のロックを解除できてしまう、ということです。
なんか、簡潔な文章で表現するのが難しいのですが、例えを出すと、Apple Watch で iPhone のロック解除を有効にしている人が、自分の iPhone を机の上などに置いておき、何か別のことに集中して少しの間 iPhone の存在を忘れたとします。その間に他の人がその iPhone を奪い、その場でマスクをして Face ID を使うことでロックを解除できてしまう、ということです。
ロック解除した場合は Apple Watch に通知が行くので気付かれてしまいますが、そのようなことが可能ということです。
なので、この機能を使う人で、結構 iPhone を置きっぱなしにしてしまう人は、注意したほうがいいと思います。
ちなみに、Apple Watch によるロック解除を有効にする場合、以下のような注意文言が表示されます。この機能はデフォルトオフになっています。
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