いつも読んでいただき、ありがとうございます。
総務省からの勧告により、各携帯会社のプランに大幅な見直しが迫られています。
2019年の iPhone 11 が発売される前に、各社は新しいプランを確実に発表しないといけないわけですが、ソフトバンクが先陣を切り、法の目をかいくぐったプランを出してきました。
その名は「半額サポート+」。これは今までにもあった、いわゆる4年分割払いで、2年間使った後に新しい機種に交換ができるプランです。そのため2年間使った後にすぐ端末交換すれば機種代金が最大で半額になります。
。。。はて???
端末代金の値引きは最大でも2万円までと、総務省が定めたラインに引っかかってない??
実はこの2万円という値引き、「スマホセット販売(端末購入+携帯回線契約)の割引上限」であって、実は端末単体の購入のみであれば、2万円以上の割引をしてもいいのです。
今回のソフトバンクの割引は、端末購入のみで適用できます。つまりソフトバンクの携帯回線に契約しなくてもいいのです。そのため端末購入はソフトバンク、インターネットや通話などのサービスプランの加入はdocomo、またはauとしてもいいとのこと。
ただしここにはひとつ落とし穴が。
それは、販売される端末は原則としてSIMロックがかかっています。そのためスマホ単体で分割購入した場合、購入から少なくとも100日間はソフトバンク回線を利用しなければなりません(SIMロック解除は端末購入後100日経ってから可能)。
他キャリアを使用している方は少しガッカリかもしれませんが、おそらくdocomoやauもこれに追随すると思います。そのため結局のところ各キャリアで端末購入は4年分割払いの契約をして、同キャリアのプランに加入する、という流れになりそうですね。
何が変わったのかというと、4年分割払いの契約に、そのキャリアへの縛りがだいぶ少なくなったということ。
今までは携帯キャリアを変更する必要がある場合は、4年分割の場合は残債を全額支払ったうえで他キャリアに乗り換えが必要でしたが、今回のこの契約は分割支払いを継続しながら他キャリアに乗り換え可能です(SIMロック解除後)。
あるいはちょっと面倒ですが、2年間端末料金支払い終わった後、新しい端末と交換したうえで100日間は端末を購入したキャリアでサービスを使用し、その後SIMロックを解除して新しいキャリアで使うという方法。以前の4年縛りよりかは自由度があがった感じです。
簡単に言うと、4年分割払いで2年間使用後に新しい端末に交換できる、というプランは縛りがゆるくなって継続されるということです。2年間ですぐ交換すれば、今まで通り端末を半額で使えるということです。
そう、結局は何も変わってないに等しいと言っても過言ではありません(笑)たいていこういう抜け穴があるんですよね。