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ついに iPad が iOS から分離されました。その名も iPadOS!(そのまんまw)。
iPadOS の登場により、iPadが今後独自の進化をすることになりそうです。おそらくPCの操作感に近づけていくのではないでしょうか。
ホーム画面
まず、iPadOS では、iOS とは異なるホーム画面が採用されます。
今までは大画面にアプリのみが広い間隔を空けてポツンポツンと並んでいるという、非常にシンプルですが大画面には少し物悲しいホーム画面でした。しかし新しいiPadOSでは、ウィジェット画面が左側に表示され、大画面を生かした表示となります。
同じアプリを並べて表示可能
アプリの画面は今まで通り Split View を使えますが、今までの Split View はあくまで異なるアプリを分割してマルチタスク的に使う機能でしたが、iPadOS では同じアプリを分割表示して使うということができるようになります。
例えばメモアプリでは別々のメモを並べて比較したり、メールアプリでは受信メールを見ながら送信メールを作成できるなど、非常に便利に使うことができるようになりそうです。また、左右の画面にドラッグ&ドロップでコピーをすることもできます。
これはアプリ側で対応が必要になると思われるので、Appleデフォルトのアプリ以外は対応が待たれることになりそうです。
ファイルアプリの刷新
ファイルアプリはカラム表示で階層がわかりやすいカラムビューに対応。USBドライブやSDカードがサポートされ、フォルダのzip化や解凍にも対応します。
よりPCライクにiPadが使えるようになりそうです。
SafariがPCライクに
ブラウザであるSafariは、PCと同じようにダウンロードマネジャーが搭載されます。様々なショートカットキーも使えるようになるので、これ本当にPCなしでもiPad単独でいろいろできるようになるのかもしれない。
ジェスチャー機能
コピペがより簡単になります。
選択範囲を指定するときは文字上をスワイプするだけ。その状態で3本指でピンチインすると選択範囲の文字列をコピー、ペーストしたいところをタップし3本指でピンチアウトするとペースト。
この方法が使いやすいのかは実際に試してみないとわかりませんが、だいぶ直感的にコピペができるようになりそうです。
Apple Pencil のレイテンシが向上
今まで20msだったレイテンシが9msに改善。約2倍になるのでこれはすごいですね。
今まででも十分な追随性だったApple Pencilがさらに性能向上することで、より紙に書くのに近い間隔でiPadが使えるようになりそうです。性能向上はいいのですが、バッテリーの減りが速くなったりしませんよね??
ダークモード対応
iOS 13 と同様に、ダークモードへの対応もします。
そういえば、iPadOSの番号ってどうなるんでしょう?今回がiPadOS 1?それともiOSとあわせて iPadOS 13??
写真アプリ
iPadの大画面を生かし、より直感的により効率的になるとのこと。
パフォーマンス向上
iOS 13 と同様に、Face ID は30%高速に、アプリの起動は最大2倍速くなります。Face IDに対応しているiPadは今のところ2018年に発売したiPad Pro 第3世代のみです。
総論
初のiPadOSとなりますのでどのようになるのか楽しみですが、まずはiOSがベースとなるのでおそらく今までとあまり使い心地は変わらないかもしれませんね。これから時間をかけてiPad独自の進化をしていくことでしょう。
私は2017年に発売された12.9インチiPad Pro 第2世代を所有していますので、パブリックベータ版が出た時点でインストールしようと思います。私の使い道では、iPad ProはiPhoneみたいに常に持ち歩き使っているわけでもないため、多少のバグがあっても問題ないので。
毎日仕事などで使っている人はベータ版はインストールしないほうがいいと思います。アプリによっては正常に起動しない可能性もあるので。
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