iOS 17の新機能 AirPods Pro 第2世代の適応型オーディオの感想

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いつも読んでいただき、ありがとうございます。

iOS 17の新機能で、AirPods Pro 第2世代でしか使えない適応型オーディオについて、設定方法や使ってみた感想を書きます。

適応型オーディオとは、「外部音取り込み機能とアクティブノイズキャンセリング機能を、状況に応じて組み合わせるまったく新しいリスニングモード」ということです。

使用条件は、以下です。

  • iOS 17であること
  • AirPods Pro 第2世代であること
  • ファームウェアバージョンが”6A301”以降であること

設定方法

まずは使用条件を満たした状態で、AirPods Pro 第2世代をiPhoneと接続します。

設定から接続されているAirPods Proを選択すると、以下の画面にある設定項目が出てきます。

「AIRPODSを長押ししたときの操作」から、左、あるいは右の項目を選択します(なんで左右それぞれ項目があるんだ??)

以下のような画面が出るので、「ノイズコントロール」の項目の使いたい機能にチェックを入れます。

例えば、「外部音取り込み」「適応型」「ノイズキャンセリング」の3つにチェックを入れ、AirPods Proのステム(棒のところ)を長押しすると、3つの機能を順番に切り替えることが可能になります。

「適応型」「ノイズキャンセリング」の2つだけにチェックを入れれば、ステム長押しでそれぞれに切り替えられます。

簡単ですね。

使ってみた感想

まだ1日しか使っていませんが、通勤で適応型を使ってみました。

まず家の中などの静かなところでは、外部音取り込み状態と変わりません。

家を出て外を歩くと、歩道で車の音が大きい時はノイズキャンセリングが効くようになります。ただし完全なノイキャン状態ではなく優しく効くような感じで、車のノイズが耳障りではなくなる程度に、なんとも言えないマイルドな感じにしてくれます。車が若干遠くを走っているような感じの音になります。

次に電車ですが、電車が駅に入ってくるときでも完全なノイキャンレベルまでは強くならない感じです。電車に乗っていても通常のノイキャン状態よりかはマイルドに効き、周りの音が若干遠くから聞こえるような感じにしてくれます。なんとも不思議な感じがしました。

ひとつ面白かったのが、私は東海道線を使っているのですが、東海道線が高速で走っている時の音が新幹線に乗っている時のような音に聞こえたことです。そして東海道線同士がすれ違う音が、これも新幹線同士がすれ違うようなヒュンヒュン音に聞こえて、音だけ聞くとまるで新幹線に乗っているような、なんかすごいスピードで走っているような錯覚になりました(あくまで私個人の感想です)。

AirPods Pro 第2世代の通常のノイキャンはかなり強く効くので、もうちょっと弱めにしたいという人には適応型はいいかと思います。

あと、外部音取り込みとノイキャンをいちいち切り替えるのが面倒、という人にとっても適応型はいいのではないでしょうか。ただし先に記載した通り、適応型のノイキャンは通常のノイキャンほどは強く効きません。

おそらくもっと大きい音のところであれば完全なノイキャン状態になるとは思いますが、電車内ですらそこまでならないので、どのようなシーンでそこまでいくのかは不明です。

まだ使い始めたばかりですが、今のところ適応型はなかなか良いです。

今後もファームウェアのアップデートでより良くなっていくとは思いますので、しばらく使ってみたいと思います。

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