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13インチiPad Pro M4 用のMagic Keyboardを購入し、それを絶賛していた私ですが、この度Magic Keyboardを手放しました。
理由は、iPad Pro でMagic Keyboardを使うとiPadの良さが損なわれるから、です。
iPad Pro を利用しているブロガーの方やYouTuberの方が言っている通り、iPad Proはどう頑張ってもMacにはなり得ないです。そもそもiPadOSがどちらかというとiPhone寄りであり、ファイル管理もイマイチ(昔に比べるとだいぶ良くなりましたが)、あとは基本的にシングルタスクに特化していて、プログラミングはできない、PCで当たり前と思っていたことができない、などがあります。
Magic Keyboardを使うとどうしてもiPadをPCライクに使ってしまうのですが、PCと同等なことができないため中途半端な使い方しかできず、さらにApple Pencilを使う機会がほとんどなくなってしまいます。どちらかというと、iPadはApple Pencilを使ってこそ本領発揮するデバイスと個人的には思っていますので、Magic Keyboardを使ってしまうとiPadを使う意味がないのでは、と思い始めました。そのような使い方をするならMacで十分ではないかと。
そうしているうちにiPad Proを使う機会がどんどん減っていったため、このままではよくないと思い、思い切ってMagic Keyboardを手放すことにしました。結果、手放してスッキリしました。手放してからはiPad Pro を使う機会が増えたように思えます。理由は、軽くなり取り回しが良くなり、とりあえずiPadを使ってみようと思えるようになったことが大きいです。Magic Keyboardを付けていた時はそもそも重くて開くのが面倒、そして何かしらキーボードを活用して文章などを書かないといけないという強迫観念みたいなものが生まれてしまい、iPadをどのように活用していいのかよくわからなくなっていた気がします。そもそもiPadをうまく活用できていないのに、そこにさらに追い打ちをかけられた感じです。
ただ私はMagic Keyboardを否定したいわけではありません。使って思ったことは、Magic Keyboardは間違いなくiPadと抜群に相性がいい素晴らしい製品であるということは間違いありません。私も当初使っていた頃は、これはすごいキーボードだ、と本気で思っていました。ただ私の使い方に合わなかっただけ、ということは言っておきたいです。
今ではPCなしでiPadで全ての作業が完結する人も普通にいると思いますので、きちんと活用できている人にとってはMagic Keyboardは欠かせないものでしょう。実際にそのような記事もネット上で多く見られますので、結局はその人の使い方に依るものだと思います。
少し身軽になったiPad Proの、今後の使い方を模索していきたいと思います。
↓私が今使っているPITAKAのケースです。軽くていいですよ。
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