いつも読んでいただき、ありがとうございます。
前回の記事でColorsoftを若干こき下ろしてしまいましたが、両者を色々と比較しながら使ってみた結果、ColorsoftでもPaperwhiteと同じくらいの見た目にできる設定を見つけました。
やはりカラーは捨てがたい部分があり、新しいモノが好きであるという自分の嗜好性も相まって、Colorsoftを使うことにしました。Kindle Paperwhite 第12世代は非常に良く出来た端末で白黒電子ペーパーの読書端末としては完成系だと思いますが、手放すことにします(残念ですが。。。)
さて、Colorsoftの設定ですが、以下のようにするとPaperwhiteとあまり遜色なく使えることができました。
- 明るさ:20(以上)
- 色の暖かさ:3
- 太字設定:2
まず「明るさ」ですが、Colorsoftは白黒の画面の上にカラー用のシートが載っている仕組みのため、どうしてもPaperwhiteに比べて画面は暗くなってしまいます。そのため明るさは20程度以上にしないとPaperwhiteの明るさに近くなりません。ちなみにPaperwhiteは明るいところでは明るさ0でも全く問題なく読めますが、Colorsoftで明るさ0にすると読めなくはないですが実用的ではありません。どのような場所でも20は欲しいです。
「色の暖かさ」について、これもおそらくカラーシートがあるためにPaperwhiteとはだいぶ違った色になってしまいます。色の暖かさを3くらいにすることでだいぶPaperwhiteの色に近づきます。
「太字」の設定ですが、これもカラーシートによるものだと思いますが、どうしても黒のコントラストがPaperwhiteと比較すると低いです。そのためこの設定を2にすることでだいぶ黒文字がくっきりして読みやすくなります。
なお、文字がどれだけ高精細に表示されるかのdpiについてですが、Paperwhiteは全てにおいて300dpiで文字のギザギザは全くわからないレベルです(数字が大きいほど高精細で300あれば気にならない)。それと比較してColorsoftは、黒文字は300dpi、カラーの場合は150dpiとなっています。Colorsoftがそのような出力となる仕組みとしては、黒文字は白黒画面上に直接出すため300dpiの繊細な文字を出力することができ、カラー文字はカラーシート上に出すため、この場合は150dpiのちょっとぼやけた文字になってしまうようです。黒文字をカラーでハイライトする場合はおそらくですが両方使うことになり、黒文字は白黒画面上で300dpiで表示し、それを上部のカラーシートでハッチングする形となるので、カラーハイライトした場合でも白黒文字は300dpiで表示されるものと思われます。
あと気になる部分はバッテリー駆動時間がPaperwhite の12週間から、Colorsoftは8週間と3分の2になってしまいましたが、使っている限りだと特に減りが速くなったという感じはしないです。私の場合、Paperwhiteは1ヶ月に一回程度しか充電していなかったので、それが3週間に一回程度?になり若干増えるくらいになるのではないかと。
ということで、もしかすると色々と改善されたColorsoftが来年くらいには出るかもしれませんが、今のColorsoftを使い倒していこうと思います。これで無駄な悩みがひとつ解消されました。

























コメント