いつも読んでいただき、ありがとうございます。
そろそろ iPhone 12 が発表され、そして発売される季節となってきました。
今年はコロナの影響でいつもより発売が遅れるとのことなので、おそらく10月のどこかで発売されるのでしょう。
さて、iPhone 12 にはCPUに A14 が搭載されると思いますので、そのベンチマーク予想をしてみます。使うのはいつもの Geekbench で、A12 と A13 の基準となる端末はそれぞれ iPhone XS Max / 11 Pro Max とします。
A12 から A13 への性能アップの割合を見ますと、
- シングルコア:約1.2倍
- マルチコア:約1.3倍
- Metal:約1.4倍
A12 から A13 ではプロセスルールが 7nm のままでここまでスペックアップしています。
A14 は 5nm になるということですので、これより性能アップの割合が高いと予測します。そのためそれぞれ0.1倍プラスして、
- シングルコア:約1.3倍
- マルチコア:約1.4倍
- Metal :約1.5倍
それぞれ性能アップすると予想しました(すごい単純な計算ですが、あながち間違っていないと思います)
実際に GeekBench の数値を用いて予想した結果は以下。
シングルコア | マルチコア | Metal (GPU) | |
A12 Bionic | 1109 | 2627 | 4613 |
A13 Bionic | 1326 | 3372 | 6273 |
A14 (Bionic?) | 1700 | 4700 | 9400 |
この予測結果は、
- シングルコアは iOS 端末の中では圧倒的な首位
- マルチコアは、A12X/Z を搭載する iPad Pro と同等
- Metal は、2018年に発売された A12X 搭載の iPad Pro と同等
本当にこんな性能だったらすごいですが、A14 は本当にこのくらいの性能になると思います。
スマホにここまでの性能が必要なのかはいつも疑問に思いますが、性能が高いことに越したことはありません。カメラの画像処理などにはかなりの計算能力が必要になるので、iPhone 12 のカメラ性能は iPhone 11 よりだいぶ高くなるかもしれません。
iPhone 11 Pro Max に満足しきっている私にとっては、iPhone 12 のイベントがどうもあまり楽しみに思えないのですが、出たら欲しくなるはず(笑)。ただ本当にここまで新しい iPhone に興味がないのは初めての経験です。
Apple好きとしては失格ですが、iPhone 11 Pro Max はそれだけ素晴らしい製品だということです。もし iPhone 12 を購入しようと思っている方で、実際に発表されてもあまり魅力的に感じないのであれば、iPhone 11 シリーズを購入しても十分満足できると思いますよ。
iPhone 12 で対応される 5G が本格的に始動するのもまだ1,2年先でしょうし、そしたら 4G を使う人が少なくなりトラフィックが少なくなるので、逆に 4G でもだいぶサクサク動くと思います。
5Gはビジネス活用では色々と利点はあると思いますが、個人利用だとまだそこまで活用できる領域はないと思いますので、5G対応端末を無理してすぐに購入する必要はないと思います。